MindSet~視座~

いろんなものの見方を書いていきたい

連結決算締め日! ひたすらチェックの一日

皆さん、こんばんは!
今日はですね、年に数回のビッグイベント、連結決算の仕訳投入の日でした。この日ばかりは、経理部全体がピリピリとした(いや、むしろギラギラとした)独特の空気に包まれます。私の今日のミッションはただ一つ。そう、チェック、チェック、そしてチェック!! まるで、探偵がアリバイ崩しをするかのように、数字の矛盾点を探し続ける一日でした。


子会社のFSは、宝探しゲーム?
まずは子会社から送られてくる財務諸表(FS)のチェックです。これがもう、一筋縄ではいきません。まるで、謎の暗号を解読するような感覚で、各勘定科目の数字が妥当かどうか、ひたすら目を皿にして確認します。
「むむ、この売掛金、ちょっと多いような…?」「あれ、この減価償却費、計算合わないぞ?」
時には、子会社の担当者から送られてくるコメントが、さらに謎を深めることも。「部長、この数字、部長の気合でなんとかしてください!」…いやいや、私の気合じゃ数字は変わりませんからね!と思わず心の中でツッコミを入れながら、電卓と睨めっこする時間が続きます。


連結仕訳は、パズルゲーム!
次に待ち構えているのが、連結仕訳のチェックです。子会社間の取引を消去したり、連結独自の調整を行ったりと、まるで巨大なパズルを組み立てるような作業です。
「この相殺仕訳、金額が1円違う…!まさか、私の睡眠不足が原因か?!」なんて、一瞬頭をよぎることも。しかし、そんな思考はすぐに振り払い、集中力MAXで数字の誤差を探し出します。
ある同僚は、あまりに集中しすぎて、昼食の唐揚げ弁当の唐揚げの数を数え始めたとか、数えてないとか…。それくらい、この日の経理部は、数字に取り憑かれているんです!


持分法損失は、もはや哲学?
そして最後にして最大の難関が、持分法損失の確認です。子会社が赤字だと、親会社もその一部を負担しなければならないのですが、この計算がまた奥深いんです。
「この損失、本当にこの金額で合っているのか?」「そもそも、損失って何?(もはや哲学)」なんて、数字の向こう側に広がる経済状況に思いを馳せたり…なんてことは、もちろんありません。ひたすら計算式と向き合い、ただただ正確性を追求するのみです。


まだ見ぬ来月の数字たちへ
今日は、本当にチェック、チェック、そしてチェックの連続で、目も肩もバッキバキです。でも、これだけ念入りに確認したからこそ、安心して連結決算を組むことができます。
今はまだ、各子会社の数字がバラバラに届くのを待っている状態。来月には、それらが一つにまとまり、壮大な物語(=連結決算書)が完成します。その日が来るのが、今から楽しみでなりません。
それでは皆さん、今日はこの辺で。また次回のブログでお会いしましょう!